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-荘モフ活動、受胎可能な状態およびビリングス排--@
-シ-_教授 James B. Brown |
3. LHの波形
下垂体のLH産生の一時的な大量増加によって、LHレベルの上昇開始後約36時間またはピーク到達後約17時間で排卵が起こります。したがって、いずれかの基準を用いて排卵の時期を数時間の範囲内まで決定することができます。LHがピークに達する日は、家庭用のキットで簡単に確認できます。このキットは、最も受胎しやすい日を速やかに確認できるので、妊娠を目的とした性交の時期を知るために広く利用されています。LHの増加開始を検知するためには、それよりも感度の高い検査が必要です。しかし、この方法は、腹腔鏡検査の準備のためにちょうど36時間を費やすことができるので、IVFにおいては、卵巣周期を刺激していない患者から卵子を取り出す時期を計るための手段として利用されていました。
今日では、卵巣を過剰刺激して複数の卵胞と卵子とを形成させ、次に排卵に必要な量のHCGを予定時刻の36時間前に投与して排卵を誘発する方法が一般的です。しかし、卵巣の活動の持続について説明したセクションで後述するように(17頁を参照)、卵巣内での排卵が下垂体からのLHの一時的な大量放出後に起こるとは限りません。また、排卵は、LHの一時的な大量放出が確認されなくても起きることが報告されています。しかし、排卵が開始するためには、LHのいくらかの放出があったに違いありません。実際には、大半の女性で確認できるレベルのプロゲステロン放出量の増加は、信頼性の高い排卵のマーカーであり、またLHの一時的な大量増加があったことならびに卵巣がLHに反応して実際に排卵したことを示す優れた証拠となっています。
4. 基礎体温(BBT)
排卵時にプロゲステロンの分泌量が増加すると、粘液産生が停止するとともに、基礎体温が約0.3℃上昇します。この上昇は、容易に測定できるため、排卵を確認するために広く利用されてきました。しかし、プロゲステロンのレベル変化に伴う体温上昇の変動が非常に大きく、体温の変化によって判断した排卵時期には、-1〜+4日のずれが生じる可能性があります。この情報は、過去のできごとを示すものであり、排卵を予測することができません。NFPの徴候体温法(Sympto-thermal
method)では、排卵が起こったことを確認し、排卵後の不妊期間を算出するためにBBTを測定します。BOMでは、BBTの測定が不要であり、粘液産生におけるプロゲステロンの変化(PC)から必要なすべての情報が得られると考えています。
5. エストロゲン及びプロゲステロン分必量の測定
BOMでは、おりものの変化を観察することによって、卵巣からのエストロゲンおよびプロゲステロン分泌量の周期的な変化を効率よく評価します。エストロゲンとプロゲステロンとの血中濃度は、ラジオイムノアッセイで測定できます。また、その代謝物の尿中濃度も測定することができます。血中濃度定量検査が広く利用されているものの、その欠点は、排卵前後の卵巣活動の全体像を明らかにするためには、毎日の採血が必要であり、そのストレスが排卵を停止させる可能性のあることです。BOMのバリデーションのほとんどは、尿検査で行います。毎日の採尿(3時間採取)が女性にとって難しくなく、検査法も女性が家庭で正しく行える程に簡略化されています(Home
Ovarian Monitorを使用)。この検査用具は、多くのBOMセンターで、自分の症状を正確に解釈しているかの再確認を要する女性に役立てられており、また、生殖補助医療や詳しい研究のためにも多くの用途で利用されています。
6. 超音波スキャン
卵胞の成長、卵胞の破裂(排卵)ならびに黄体の形成は、超音波スキャンで視覚化することができます。事実、卵胞の破裂、卵子および卵胞液の放出、これら組織構造への血液供給、またホルモン産生の結果として起こった子宮内膜への刺激の強さなどは、簡単に視ることができます。したがって、超音波スキャンは、排卵時期を最も正確に知ることのできる方法です。超音波スキャンは、卵巣活動の周期全体について基本的な情報を得るために重要な役割を果たしてきました。また、その情報がホルモンのパターンと粘液の性状に基づく所見と一致したことで、BOMの規則に対する我々の自信は、さらに強固なものとなりました。超音波スキャンは、日常的に用いるには高価であるため、別の方法で卵巣活動性を評価し、排卵がまもなく起こることの最終確認として超音波スキャンを用いるのが一般的です。
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